【第二種電気工事士】技能試験で持ち込み必須な工具と準備必須な材料を紹介!!

こんにちは、リベルテです。

本記事では、

第二種電気工事士の技能試験を受験する際に必要な工具や材料について紹介していきます。

私は筆記試験がを無事合格した後に技能試験の勉強をゼロから始めましたが、

どんな材料・工具が必要なのか色々なサイトを調べすぎて時間をかけてしまった過去があります。

この記事を読んでいただいている方に、必要な情報が一度に手に入るように

写真を多く用いてわかりやすくまとめてみたので、参考にしていただければ幸いです。

では、まず技能試験で必須になる工具と材料について詳しく説明します。

目次

必要な工具と材料を準備する

工具と材料は必要不可欠。

リベルテ

はじめに工具、続いてそれぞれの材料について紹介していきます。

指定工具とは

指定工具とは、技能試験において持ち込みができる工具のことです。

必ず持ち込まないといけない訳ではないです。

まずは7種類の指定工具について紹介します。

上の写真は、実際に私が技能試験で持ち込んだ工具一式です。

指定工具一覧

①ドライバー(プラス)

②ドライバー(マイナス)

③ペンチ

④電工ナイフ(VVFストリッパー)

⑤圧着ペンチ(リングスリーブ用JIS適合品)

⑥ウォーターポンププライヤ

⑦スケール

リベルテ

ドライバーやペンチなどの工具は、誰しも一度は手にとって
使用したことがある身近な工具ですね。

では、各工具の簡単な説明をしていきます。

ドライバー(プラス) 

価格:100円〜400円

使用用途:ランプレセプタクルや端子台のネジの締め付けなど

2番が適合サイズになります。

ドライバー(マイナス) 

価格:100円〜300円

使用用途:埋込連用取付枠にスイッたやコンセントの取り付け・取り外し

マイナスドライバーの他に精密のマイナスドライバー(1.0mm〜1.6mm)を準備しておくと良いです。

スイッチやコンセントに配線を接続した後にやり直しをしないといけなくなったときは、

この精密のマイナスドライバーが役立ちます。(下の写真は100円ショップのものです)

下の写真のように配線接続をやり直したい時に、精密ドライバーが大活躍します。

配線の抜き方については下の記事で紹介しておりますので、ご興味あればチェックしてみてください。

ペンチ

価格:100円〜400円 

使用用途:配線の切断

電工ナイフ(VVFストリッパー)

価格:800円〜1500円

使用用途: 電線の被覆向き

どんな配線の被覆も向くことができますが、コツを掴むのがやや難しいです。

実際に技能試験で電工ナイフを使っている人はごくわずかです。(下の写真)

電光ナイフより電線の被覆向きに最適なのが、VVFストリッパーです。(下の写真)

使い方が簡単で作業スピードが電工ナイフより格段に早くなります。

上の写真は、HOZANのP-958というストリッパーです。

VVFストリッパーを購入するならこれをオススメします。(約3000円です。)

【参考まで】

VVFストリッパーは、名前の通りVVFケーブル(平形)や絶縁電線の切断や被覆を剥く工具です。

VVRケーブルなどの(丸形)には使用できません。こちらは電工ナイフで被覆を剥かないといけないので、

それぞれ準備(VVFストリッパーと電工ナイフ)しておくのがベストです。

圧着ペンチ(リングスリーブ用JIS適合品)

価格:約4000円

使用用途:配線の接続箇所を圧着端子でまとめる

ちなみに私が購入したものがこちらです。

ロブテックスのAK17MA2。(約4300円)

大きさもコンパクトで、片手で圧着可能。場所も取りません。

もう一回り大きいタイプもありますが、私はコンパクトタイプをオススメします。

ウォーターポンププライヤ

価格:100円〜1000円

使用用途:アウトレットボックスに電線管を接続する

スケール

価格:100円〜200円

使用用途:配線の長さを測定する

・100円ショップの巻尺(メジャー)や定規を準備すればOKです。

私は、巻尺(メジャー)は使いにくいので、試験会場の机に定規をマスキングテープで固定しました

リベルテ

特に試験官から指摘されることもなく、
作業のスピードアップに繋がったのでオススメです。

工具の紹介は以上です。

次は技能試験で使用する組立材料を紹介していきます。

組立材料を紹介

ここでは、技能試験で使用する(練習でも使用)組立材料について紹介していきます。

紹介するのは全部で24種類。

これらは練習する上で全て準備しておいた方が良いものです。

手っ取り早くゲットする方法はメーカー(HOZAN,モズ)のセット品を購入することですが、

セット品は平気で1万円を超えますので、下記の部材をホームセンターで揃えるのがオススメです。

以下、組立材料の紹介にあたって

技能練習をする中でできる限り準備しておいた方が良い材料や、

試験で出題される問題に登場する材料については、

「使用頻度」ということで★マークをつけています。

★マークが多い材料については要チェックしておきましょう。

「価格」は、ネットでの平均的な販売価格です。(あくまでも参考までです。)

「必要個数」は、準備しておくべき必要最低数を指しています。↓

①コンセント(埋込型) 

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 100円前後

 ・必要個数 1個

②コンセント(露出型)

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 200円前後

 ・必要個数 1個

③ダブルコンセント

 ・使用頻度★

 ・価格 200円前後

 ・必要個数 1個

④接地極付接地端子付コンセント

 ・使用頻度★

 ・価格 500円前後

 ・必要個数 1個

⑤接地極付コンセント 20A 250V

 ・使用頻度★

 ・価格 600円前後

 ・必要個数 1個

⑥単極スイッチ(埋込型)

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 200円前後

 ・必要個数 2個

⑦位置表示灯内蔵スイッチ(埋込型)

 ・使用頻度★

 ・価格 700円前後

 ・必要個数 1個

⑧3路スイッチ(埋込型)

 ・使用頻度★★

 ・価格 400円前後

 ・必要個数 2個

⑨4路スイッチ(埋込型)

 ・使用頻度★

 ・価格 700円前後

 ・必要個数 1個

⑩ブロック端子 6P

 ・使用頻度★★★★

 ・価格 400円前後

 ・必要個数 1個

⑪ランプレセプタクル

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 200円前後

 ・必要個数 1個

⑫引掛シーリング(角形)

 ・使用頻度★★★★

 ・価格 100円前後

 ・必要個数 1個

⑬引掛シーリング(丸形)

 ・使用頻度★★

 ・価格 100円前後

 ・必要個数 1個

⑭パイロットランプ(埋込型)

 ・使用頻度★★

 ・価格 500円前後

 ・必要個数 1個

⑮配線用遮断器(ブレーカ)

 ・使用頻度★

 ・価格 700円前後

 ・必要個数 1個

⑯埋込連用取付枠

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 40円前後

 ・必要個数 2枚

⑰アウトレックスボックス

 ・使用頻度★★★

 ・価格 200円前後

 ・必要個数 1個

⑱絶縁ブッシング

 ・使用頻度★

 ・価格 150円前後

 ・必要個数 1個

⑲ネジなし管用ボックスコネクタと電線管

 ・使用頻度★

 ・価格 300円前後

 ・必要個数 1個

⑳PF管用ボックスコネクタ

 ・使用頻度★

 ・価格 50円前後

 ・必要個数 1個

㉑合成樹脂製可とう電線管(PF管)

 ・使用頻度★

 ・価格 50円前後

 ・必要個数 1個

㉒ゴムブッシング

 ・使用頻度★★★

 ・価格 80円前後

 ・必要個数 (19) 2個 (25) 3個

㉓差込型コネクタ

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 200円前後

 ・必要個数 (2本用) 4個 (3本用) 2個 (4本用) 1個

㉔リングスリーブ

 ・使用頻度★★★★★

 ・価格 350円前後

 ・必要個数 小、中それぞれ50個くらい

これで工具の紹介は以上になります。

これらは全ては技能練習で必要になる材料です。

種類も多いし、1つ1つをホームセンターで探すとなるとかなり時間がかかってしまいます。

かといってメーカーが出しているセット品は値段が高くなってしまいます。

ということでお金と時間を必要最低限に抑えるベストな方法は、

メルカリで中古品のセットを購入しようというものです。

セット品の中古は、高確率で上記の部材が揃って販売されています。

値段も新品セット品の半額以下で購入することも可能です。

中古品でも良いという人は、フリマアプリでセット品を仕入れて、

足りない材料だけホームセンターで調達するのがオススメです。

また、材料の中には他にもVVFケーブルといった電気配線が必要になってきますが、

これらは練習する量によって必要量が変わってきますので、最低限の数量を言い切ることはできません。

【参考】わたしのやったこと

13回分の候補問題を2周できる長さをメルカリやホームセンターで調達。

(VVFケーブルの1.6mm 2cケーブルの場合は30mくらい用意しました。)

ちなみにこれで余裕の合格でした。

最後に

最後まで本記事をご覧いただきありがとうございました。

第二種電気工事士の技能試験では、上記のようにたくさんの工具や材料を集めて練習していかなければなりません。

今回この記事を書くに至った理由は、

必要になる工具や材料のリサーチ時間を極力減らして、練習に時間を割いてほしいと思ったからです。

本記事がリサーチ時間の短縮になるようでしたら幸いです。

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