大型自動二輪免許 各課題を一発合格するためのコツを公開!!

こんにちは、リベルテです。

この記事では、バイク免許の最高峰「大型自動二輪免許」

技能試験の各課題を一発で合格するためのコツを解説していきます。

これから免許を取得する人や卒業検定に落ちすぎて焦っている方に参考にしていただけたら幸いです。

目次

大型自動二輪免許の概要

私の場合、普通自動二輪免許(排気量400cc以下)を取得したわずか3か月後に

大型自動二輪免許を取得しに再度教習所に通いました。

理由は簡単。

普通自動二輪免許を取得した後に突如としてカワサキのZ1000というストリートファイターに

興味を持って、いつか乗るために今のうちに免許を取っておこうと考えていたからです。

Kawasaki Z1000

また、当時は「大型自動二輪免許を取得するのは大変らしい」という風の噂を聞き

普通自動二輪免許からあまり期間を空けたくないなと思って、

しっかりと試験内容も調べずに教習所に駆け込んでいました。

すみません。話が逸れました。m(_ _)m

まず次章では、大型自動二輪免許の概要について少しばかり触れていこうと思います。

「そんなこと知ってるわ」という人は「卒業検定の各課題」というところまで

飛ばして見てください。(^ ^)

大型自動二輪とは

大型自動二輪は、「排気量が400ccを超えるバイク」を扱える免許です。

またこの免許は排気量の制限がないことから、街中で走っている原付や中型バイクまで

全てのバイクを乗る権利が与えられる、まさにバイク免許の最高峰です。

受験資格は、満18歳以上。視力が両目で0.7以上などがあります。

大型自動二輪の教習車は、HONDAのNC750Lというバイクが一般的に使用されています。

リベルテ

もちろん、教習所によって車種は異なります。

乾燥重量は217kgとやや重め。シート高は770mm。身長が170cmあれば両足かかとまで着きます。

大型バイクの中では、非常に取り扱いがしやすいバイクです。

HONDA NC750L

教習時間や教習にかかる費用は、各教習所で異なるためここでは説明しません。

ですが、、

普通自動二輪の免許を取得している場合は、教習にかかる費用や時間は少なくなります。

次は本題の課題に関する説明にいきます。

卒業検定の各課題

下記が卒業検定の大まかな各課題になります。

発進・停止

坂道発進

スラローム

一本橋

クランク

S字

波状路

急制動

この中で今回ご紹介するのは下記。

スラローム

一本橋

クランク・S字

波状路

急制度

これらをピックアップして、それぞれの内容とコツについて説明していきます。

スラローム

リベルテ

まずは、スラロームからです。

スラローム(連続進路転換コース)は、等間隔に設置された障害物を

左右にバイクを傾けながら交互に交わし、進路転換を行う課題です。

アクセルの開閉を行いながら、

バイクの反動を利用して左右に切り返すことで攻略できます。

【失格行為】

・障害物に衝突する

・転倒

・エンスト

・走行中に足をつく など

【注意点】

・7秒以内に通過しないと、1秒超過につき5点減点になります。

 

◎走り方の手順

①上半身の力を抜いて、コーンを曲がる瞬間にアクセルを戻して曲がります。

②曲がった後は車体を素早く起こして、バイクの前輪を進む方向に向けます。

半クラにしてアクセルを一瞬軽くふかします。

車体が前に少し進むので、次のカーブに備えてアクセルを戻します。

③リズムよく「ブンブンブン」とジグザグに進んでいくことをイメージして走行していきます。

◎攻略のコツ

コーンは全部で6〜7個、約4.5m間隔で配置されており、その中をジグザグ走行するときに

アクセルを普段通りに回すとコースアウトしてしまいます。

もし、アクセルだけで進む距離を調整しているのでしたら、

半クラの状態でアクセルを回してやることをオススメします。

また、このアクセル開度が原因で最後の方になると詰まってコーンに接触しそうになる人は

3個目あたりのコーンを曲がる際にリアブレーキを軽く踏んでください

こうしてバイクの進み具合を調整してあげると詰まることなく余裕を持って通過できます。

リアブレーキを踏んだだけでは、エンストはしないので安心して試してみてください。

目線は、次に曲がるコーンを見ておくとバランスよく走行できるでしょう。


一本橋

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: road-brige-800x525.jpg
リベルテ

次は、苦手な方が多い一本橋です。

一本橋(平均台)は、長さ15m、幅30cmの平均台を低速でバランスをとりつつ安定して走行する課題です。

【失格行為】

・平均台を踏み外したり、脱輪したりする

【注意点】

・10秒以上で通過しないと減点対象になります



走り方の手順

①上半身の力を抜き、ゆっくりと平均台に進入します。

②ニーブリップを行い、頭は絶対に揺らしていけません。(頭が軸になるので)

③前半は少し粘ってみて、集中力が切れてきたところもしくは脱輪しそうになったタイミングで

アクセルを回し通過しましょう。(自分で10秒数えながら意識がそれることで上手く渡れる可能性があります。)

攻略のコツ

練習でも通過ができない人は頭をしっかりと固定して、揺らさないようにして見てください。

人間の頭の重量は、その人の体重の10パーセント程と言われており

頭のバランスを崩すと体も簡単にバランスを崩して倒れます

バランスの取り方としては、ハンドルを握っている手のみを動かして、

平均台をジグザグに走っていく方法がオススメです。

平均台の幅は前述した通り幅30cmですが、実際に近くで見てみると

バイクのタイヤ幅に対して意外と幅はあります。

どうしてもバランスが保てない人は、

常にハンドルを「カクカク」と左右小刻みにわざと揺らして走行してみてください。

バイクは静止した状態だとすぐにバランスを崩してしまうので、(白バイ隊員は対象外)

上記のようなバランスを保つ方法をオススメします。

ちなみに自転車で練習するとイメージが掴みやすいです。

クランク・S字

リベルテ

正直、クランクは一番苦手でした。。。

クランクは、2mの道幅の屈折道路・S字道路をハンドル操作を主体に

後輪のブレーキなどでスピード調整し、低速でバランスを取りながら通過する課題です。

【失格行為】

・脱輪

【注意点】

・コーンに接触すると減点対象になります

◎走り方 【クランク】

①ニーグリップをし、常に目線は一歩先を見ておきます。(曲がり角、曲がった先)
②クランクに進入するときは大きく膨らみつつ半クラで速度調整をし、徐々にハンドルを切ります。
③直線で体制を立て直し、最後のカーブを曲がるときは目線を出口においておきます。

※S字の走り方はクランクと似ているため記載はしません。m(_ _)m

攻略のコツ

【クランク】

クランクに進入する際は基本2速。スピード調整は半クラが好ましいですが、

リアブレーキを一瞬軽く踏んであげることで出すぎたスピードを調整することは可能です。

このときブレーキ力が極端に強くなるフロントブレーキは絶対に使わないようにしてください。

そして、ハンドルは急に曲げないようにしてください。

めい一杯切ったハンドルで曲がろうとすると足をつく原因になるので

ハンドルはカーブや曲がり角に合わせて徐々に切っていきましょう。

また、クランク内で車体を寝かして走行するとコーンに接触する可能性があるので、

「リーンアウト」と呼ばれるコーナー時に身体を外側に置いてやる走り方を意識してみましょう。

これは車体を起き上げたままでコーナーを曲がることができる走り方です。

この走り方ができればコーンに接触する回数が極端に減ります。

攻略のコツ

【S字】

クランク同様に低速で正確にカーブを曲がる必要がありますが、

直角クランクより技術は必要ないため2速や3速でも通過できます。

ただ、低速中にエンストをしてしまう不安を持っているようであれば、

1速まで落として丁寧なアクセルワークをしてあげることで通過することができます。

波状路

リベルテ

波状路は、姿勢が肝心です。

波状路は、不等間隔に並んだ突起物の上を走行する課題です。

目的は、悪路を立乗姿勢で低速走行することでバランスを保ち安全走行することです。

【失格行為】

・エンスト

・足つき

・コースアウト

・転倒

【注意】

・5秒以内で通過したとき

・立ち姿勢が崩れてしまったとき

走り方

①まず進入する前に立ち姿勢を保っておきます。

※この立ち姿勢は、ガソリンタンクに自分の両膝をしっかりと挟み、膝はやや曲げておきます。

バッタのように衝撃を膝と腕でやわらげるようなイメージをもち、

お尻をタンクの上に持ってくる姿勢を保つと綺麗な姿勢になり、減点はされにくいです。

お尻は絶対に下げないようにタンクの上でキープしましょう。

②目線は出口に向けます。波状路は5秒以上で通過しないといけないので、進入する時は

クラッチレバーを完全に切って、リアブレーキで速度調整しながら進入していきます。

③波状路に進入したら、段差を越える前に半クラにしてアクセルを軽くふかして段差を登ります。

④段差を越えたらクラッチを完全に切って、自然に下っていきます。

あとはこの繰り返しで、リズムよく綺麗な立ち姿勢で通過できれば課題クリアです。

◎攻略のコツ

実際にやってみないと波状路のコツを掴むのは難しいと思います。

私の場合はエンストしないくらいの速度で進入し、前半は少し時間稼ぎをしました。

エンストしそうになったり、体制が崩れそうになったときは、

慌てずアクセル開度を多めにして波状路を突破しましょう。

急制動

リベルテ

練習で恐怖心に慣れるのが一番てっとり早いです。

急制動とは、大型自動二輪の場合40km/hまで加速してから指定の停止線までに停止することで、

突発的な事故にあった際に短い距離で停止できるようにする課題です。

【失格行為】

・転倒

・急停止区間超過

・速度不足が連続2回

【注意点】

・タイヤをロックさせると減点対象になります

走り方

①2速の状態で40km/hを出して、余裕を持って3速に入れます。

②3速の状態で42km/h出しておいて、ブレーキをかけ始める目印のコーンの手前でアクセルを離します。

③停止コーンが真横に来たら、ブレーキをかけて(フロント:リア=3:7)エンストしないように

完全に停止する前にクラッチを切ります。

攻略のコツ

ブレーキはリアとフロントを同じタイミングかけるのがベストですが、フロントブレーキをかけると

前輪がロックしてウィリーをしてしまうといったある種の恐怖症がありました。

なので、若干リアブレーキを先行してかけて、速度が落ちてきたらフロントブレーキを

「キュー、キュー」と2段階分けてかける方法がよかったです。

ブレーキをかけすぎて転倒するのが怖い人は、

逆にどれくらい握ると転倒するか練習中に試すのがよいでしょう。

転倒しても全然恥ずかしいことではないし、バイクは教習車だから傷つけても問題ありません。

あと一点気をつけて欲しいのは、速度を40km/h以上だしてレーンに進入することです。

教習車は、40km/hに達するとランプがつく仕様になっており、

このランプが点灯しないまま進入するとやり直しになります。

2回目も未点灯だと試験終了です。

正直なところ、45km/h出していてもブレーキのかけるタイミングと強さが分かっていれば、

全然停止できるので、40km/hギリギリで進入することは控えた方が良いでしょう。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

また、本記事の内容で少しでも参考にできそうなところは、

実際の練習に取り入れて自己流のやり方を見つけて欲しいと思います。

そして、実際に試験ではこれらの課題以外にも

安全確認(目視)

走行のメリハリ(直線はしっかりとスピードを出してカーブ前でブレーキランプをしっかりと点灯させる)

も見られています。

大型自動二輪免許を取得する中で色々な困難があると思いますが、

晴れて免許が取得できれば楽しいバイクライフが待っているので、めげずに頑張ってください。

ではご安全に٩( ‘ω’ )و

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