こんにちは、リベルテです。
・組合の執行委員になってくれない?
・あなたを執行委員に推薦したいんだけどやってくれる?
この記事では、このように執行委員に誘われたときの上手な断り方を解説していきます。
わたしも、半強制的に誘われた(脅迫)ことがあるのですが
今回ご紹介する断り方で関係性を崩すことなく上手に断わることができました。
普通の業務でも手一杯なのに超激務である「執行委員」に誘われたら
断りたい気持ちもよくわかります。
断わり方がわからない人やこの件で悩んでいる人・困っている人がいれば
この記事を参考にしてみてください。
断り方はシンプルかつ王道
誘いを断わることは勇気がいることです。
しかし、相手との関係性を崩さず、スマートに断わる方法は意外とシンプルで王道だったりします。
それが下記です。
その①:感謝の言葉と謝罪
その②:端的に理由を述べて断わる
このように非常にシンプルです。
では、理由も踏まえて、くわしく解説していきます。
感謝の言葉と謝罪
「断わる」というのは、相手の申し入れを拒否すること。
言い換えれば、期待に添えないということです。
まず、冒頭では誘われたことに対して、回答が”YES” ”NO” にかかわらず
誘ってくれたことに対してお礼を言っておきましょう。
例:この度は、お誘いいただきありがとうございます。
会話の初めに「申し訳ございません。今回はできません。」といった
謝罪から入る話は、相手からすると良い気持ちではありません。
結果、自分の印象がマイナスになることがあります。
解決策として、話のとっかかりに感謝の言葉をいれるだけで、印象がよくなります。
誘いに断っても、「相手に対して配慮ができる人」という認識をもたせることができるのです。
感謝の言葉の次は、謝罪です。
謝罪は一言で十分です。
例:せっかくのお話で大変申し訳ないのですが…
端的に理由を述べて断わる
断わるときは、端的に「自分にはできない」ということをきっぱりと伝えることが肝心です。
例えば下記のように、
◯◯の理由があるため、執行委員は辞退させていただきます。
と言えれば良いです。
しかし、これはあくまでも理想です。
大半の場合は、断わる理由を掘り返して質問してきたり、
自分の価値観でその理由を無理やり曲げてくることが多いです。
つまり、
- 話を掘り返されて理由の代わりに「できない」ことを伝える
- 反論を考えさせる時間を与えない
- そもそも詳しく理由を説明する義理はない
というのが端的に理由を述べるポイントになります。
話し合いに時間がかかると、引き止められる確率も高くなることは
頭の中にいれておきましょう。
次は、断わる理由の注意点について深掘りして解説していきます。
断わる理由のポイント・注意点
断わる理由には下記3つのポイント・注意点があります。
①断わる理由は外的要因が好ましい
②断わる理由は業務に関することにしない!?
③あやふやな回答は控える
断わる理由は外的要因が好ましい
言い換えると、周りの都合やスケジュールによって、自分のスケジュールに影響がでることです。
例えば、以下のような理由があてはまります。
- お子さんの習い事で決まった時間に送迎をしなくてはならない
- 自己啓発の一環として、受講している〇〇のセミナーの時間が決まっている
- 親の介護をしなくてはならない
- 持病の治療をしている(歯医者とかでも可)
このように外的要因による理由は、スジュールがすでに決まっているので
自身で調整をすることが難しく、断わる理由としてはかなり強いです。
外的要因の主な理由 4選
・育児
・家庭
・健康
・自己啓発
外的要因のある理由ネタを持っていれば、それを断わる武器として使うのもありです。
ただし、外的要因で断わる場合は周囲にまで迷惑がかかる恐れがあるため、
嘘をついてまで誘いを断わるのはNGです。
断わる理由は業務に関することにしない!?
・業務が忙しいので無理です。
・業務で時間がとれません。
執行委員ができない理由のひとつとして、「業務との両立ができない」があると思いますが、
上のように業務を理由に誘いを断わるかは一旦考えましょう。
執行委員の仕事量は多く、業務との両立がなかなか難しいのは、恐らく組合側も承知のうえです。
その中で、仕事の量が多いなど業務に関する理由で誘いを断わると業務調整をされる可能性があります。
業務調整とは、組合側があなたの上司(主に管理職)に執行委員の話を持っていき、仕事の量や配置など
見直しをお願いすることです。
この話を受けた上司は、会社側としてあなたに執行委員のお願いをする立場になります。
わたしの会社は、労働三役が会社との窓口に立っています。
当然、執行委員は強制ではありませんので断ればよいのですが
上司のお願いを拒否すれば、自身の評価に影響する恐れがあるため、決断が重くなります。
このような状況にならないためにも、断わる理由を業務に関することにするのは
よくないかもしれません。
中途半端な回答をしない
◯年後だったらできるのになぁ〜
時間がないんだよなぁ〜
曖昧な回答をするのもNGです。
中途半端な気持ちは相手にとって都合がよいのです。
やりたくない気持ちがあるんだったら、やってみれば?
と誘われるだけです。
すでに言ってしまった人でも、「やりたくない」というゆるがない気持ちをみせつければ
挽回することができます。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
おさらいになりますが、執行委員の誘いを断わるのに重要なことは、
端的に理由を述べることと、その理由付けです。
そして、断わるのが2回目になる人や今回かぎりで終止符を打ちたい方は
なによりも「断わるんだ」という強いマインドを持って臨むことが大前提になります。
不安であれば、録音をしておくのも全然ありです。
断わることで、禍根を残したくない、関係性を悪化させたくないひとは
わたしの試した断り方をぜひ参考にしてみてください。
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