こんにちは、リベルテです。
今回は、タイトルでもある通り「煽り運転の対処方法」について解説していきます。
最近、頻繁にニュースで取り上げられている煽り運転ですが、
この記事を読んでいる人の中にも、お出かけ中や通勤中に煽り運転をされて悩みを抱えている人が
いることと思います。
そんな方に向けて、煽り運転をされた時の対処法をケースごとに解説していきます。
私の体験をもとに解説していきますので、参考にできることがあれば幸いです。
では、早速見ていきましょう!
煽り運転の対処法
煽り運転をされた時に適切な対処ができるかどうかでトラブルの状況が変わってきます。
対処方法は大きく分けて下記の3パターンです。
煽り運転の対処方法(ケース別)
【ケース①】後続車から不要なパッシングをされたり、車間距離を詰められた時
【対処方法】周囲が安全なことを確認し、お店or脇道に車を寄せてすぐに道を譲る
煽り運転といえば下記のような行為が多くあるイメージです。
①前方の車両の速度が遅すぎてイライラしてしまい、車間距離を詰めてくる
②読者自身の非が原因で、ムカついて後続車が車間距離を詰めてくる
目標物(=自分)が目の前から消えれば煽り運転は完結するので、
このようなシチュエーションの場合ではとにかく寛大な心を持って譲りましょう。
【ケース②】しつこく追いかけてくる時
【対処方法】人目の多い場所(スーパーや有人のガソリンスタンド、コンビニ等)で
停車して警察に連絡する
ポイントはあえて人目の多い場所に行くこと。
停車した後に車から降りてきても周囲の人が異変を察知して警察に連絡してくれたり、助けを求めることができるからです。
停車した後は、警察に連絡し追いかけてくる車のナンバーや
いま自分のいる場所を正確に伝えましょう。
しつこく追いかけてくる人は、怒っている・根に持つタイプの人であることが多いです。(感覚的に)
まともに相手をしないほうが賢明と言えますので、第三者に助けを求めましょう。
【ケース③】相手が車を降りてこちらにきた時
【対処方法】ドアを施錠し、何をされるかわからないのでスマホで一部始終を徹底的に録画する
このケースでは、相手はかなり怒っていて興奮状態にあります。
まずは、すべてのドアの鍵を全て閉めましょう。(自己防衛のため)
「降りてこい」と言われても絶対に車内から外に出ないようにしましょう。(自分の身が安全第一)
続いては、すぐに警察(110番)に連絡しましょう。
その後は、携帯等で相手の車のナンバーを撮影し、相手の行動を1から10まですべて撮影しましょう。
この時、絶対に目を合わせない。会話しない。何をしても無視を徹底しましょう。
撮影データは、警察に提出する証拠になります。
もし警察が到着する前に逃げられても、車のナンバーをひかえておくことで特定が可能になります。
あとは、警察の到着を待つだけです。
もし、凶器で車のガラスを割られそうになったり、本当に自分の身が危険になった場合は
車を動かして防衛行動としてその場から少し移動するという手もありだと思います。
煽り運転の予防策
ここからは煽り運転をされない、されても良いように事前に予防策をご紹介していきます。
大きく分けて下記の①〜③です。
①時間にゆとりを持って運転する
人は急いでいると、どうしても焦りやイライラが増して運転が荒っぽくなります。
煽り運転をされても譲って穏便に解決できるくらいの時間のゆとりを持ちましょう。
特に朝は、通勤などで混雑しやすく煽り運転が多発しやすいので、
比較的車両の交通が少ない時間帯を狙って出かけられるとベストですね。(理想ですが、、、)
②ドライブレコーダーを取り付ける
ドラレコは、事故や煽り運転を受けた時のエビデンス(証拠)として活用することができます。
ピンキリの値段で豊富な種類が販売されていますが、1万円以内でもコスパの良いドラレコが購入できるので万が一のために、持っていない方は準備することをおすすめします。
③かもしれない運転・だろう運転を徹底して行う
煽り運転が起きる前に危険を察知し、小さな芽(煽り運転となる要因)を摘んでいけば、
自然と煽り運転をされる機会が少なくなっていきます。
今一度自身の運転を見直して改善できるところは直していくようにしましょう。
そもそも煽り運転とは?
そもそも煽り運転とはなんのことを言っているの?
そういう風に思われている方も多いはずです。
これまで煽り運転の対処法などを説明してきましたが、そもそも煽り運転とは何のことなのか?について
ご説明していきます。
例えば、不必要に急ブレーキを踏んで後続車に迷惑を掛けたり
車間距離を詰めてプレッシャーをかけるような運転をしたりすることです。
さらにひどいケースとして、
最近ニュースでよく報道されている、「罵声を浴びせる」「恫喝」「車から降りてきて暴力をふるう」
など煽り運転が発端となって起きるトラブルは、煽り運転を通り越して極めて悪質な犯罪になります。
煽り運転の代償→道路交通法の罰則について
続いては、煽り運転の罰則について見ていきましょう。
みなさんご存知の道路交通法では、2020年6月30日から下記の罰則が創設されました。
簡単に要約しておきます。
下記の3点です。
①他の車両を妨害する目的で急ブレーキ、車間距離不保持等の違反を行うと厳正な取り締まりの対象となり、最大で懲役3年の刑に処される。
②妨害運転(煽り運転)で著しく交通の危険を生じさせた時は、最大で懲役5年の刑に処される。
③悪質な妨害運転(煽り運転)だと見なされれば、交通違反の有無にかかわらず一発免停もある。
上記のような非常に厳しい罰則が作られました。
このような罰則が創設されて以降は、警察側も煽り運転防止のために
急ブレーキや車間距離不保持に敏感になっているので気をつけていきたいところです。
煽り運転をする人の心理
では、煽り運転をする人にはどのような特徴があるのでしょうか?
自身が煽り運転をする側にならないためにも、特徴を知っておきましょう。
・仕事やプライベートで強いストレスがあり、スピードを出すことでストレス発散をしている
・自分の運転スキルを過信している(上手な方向に)
・運転に集中しすぎて周りが見えてなっていて、軽い興奮状態にある
・とても急いでいる
これらの要素はわたしの経験に基づくものです。
運転をするときに上記の3点のいずれかが当てはまる方は、要注意が必要です。
煽り運転に遭遇しやすい人の運転の特徴
最後に、煽り運転に遭遇しやすい人の運転の特徴を挙げて見ました。
頻繁に煽られる人は、下記のいずれかを無意識のうちにしてしまって、
相手をイラつかせているのかも知れないです。
・周りの流れについていくことができていない(=速度が周りの車両よりも遅い)
・車線変更で後続車をイライラさせる(妨害や急な割り込み、方向指示器なし)
・合流した時に自分勝手な割り込みをする
・イラついた時にクラクションを不用意に鳴らす
・車間距離を詰めすぎている
また上記以外の要因では、
車両の見た目(軽自動車、原付)や運転スキル(初心者)で
自分よりも劣っている(弱者)と判断され煽られるケースもあります。
煽られる要因はいろいろあるので、はじめに紹介した
ケース別の対処方法にあてはめながら、対応するのが
よいでしょう。
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事が参考になれば非常に幸いです。
煽り運転は誰にでも起こりうるトラブルだと思います。
大切なのは、煽り運転をされないことが1番ですが、された時に適切な対処ができるかどうかです。
これから自動運転の普及で煽り運転自体は減少していくと思いますが、
その前までにみんなで煽り運転をなくして楽しくて安全なカーライフを送っていきたいものですね。
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